Webデザイナー・グラフィックデザイナーのaicoです。
今回はデザインする上でわかりやすく、キレイに見えるようにするのに
必要な事、気をつけている事の第3回目です。
ついついデザイナーは文字を小さくしがちですが
(文字を大きくデザインするのは難しいので)
キレイで可愛かったけど
あの広告はどこので、どんな内容だったかな?
と思われてしまわないように
伝えたい事をきちんと伝えるデザインを
心がける事が大事ですね。
前回は見出しと文章のデザインの事を
ご紹介しました。
今回もまたご紹介させて頂きたいと思います。
今回は見出しや文章を読みやすくするために
デザイナーが調整している
あるものについて書いてみたいと思います。
見出しや文章を読みやすくするのには
一体何が大事なのでしょうか?
それは
見出しと文章の隙間です。
前回は字間と行間の話をさせてもらったのですが、
今回はそれとは違い、見出しと文章の距離(隙間)の話です。
デザインをキレイに美しく見えるのは
この隙間が本当に大事です。
京都にある庭園をご覧になったことはありますでしょうか?
一本の木、庭石、灯篭などが、
広い庭園の中にひっそりと置いてあったりするのですが、
それがとてもワビサビを感じさせて知的で美しく、静粛な空間を演出しています。
これがすごい狭いところにギュッと置いてあったら
同じものでも美しくは見えないと思うのです。
日本人はこの隙間の使い方が本当に上手な人種だと思います。
先輩デザイナーによく言われました。
デザインをする時に文字(見出しや文章)をつい見てしまいがちだけど、
本当はそれ以外の隙間を見なさいと。
その隙間がキレイに見えるかどうかを見なさいと言われました。
とても逆な発想なので、
その時は驚いたのですが、
色々な広告物を制作してみて
先輩デザイナーに教えて頂いた通り
その隙間がキレイではないと
文字の位置が落ち着かない感じがするのです。
チラシ、パンフレット、ホームページetc
それぞれの媒体でキレイな隙間は違うので
その感覚をつかめるように
日々努力が必要です。
頑張りますのでよろしくお願いします。
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